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ムラサキサギゴケ [3月]

066t-30花.jpgムラサキサギゴケ(紫鷺苔、Mazus miquelii)は、ハエドクソウ科の多年草。
別名、サギゴケ(鷺苔)。
ただし、本種の白花に限ってサギゴケということもある。
和名は、花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから。

似たものにトキワハゼがあるが、こちらはほふく茎を出さない。

水田のあぜや湿った畑地で見られる多年草。
高さ5~15センチで、本州、四国、九州から中国大陸、台湾にまで幅広く分布する。
名の由来は、花の形をサギの頭に、茎が地面にひろがる様子をコケに、見立ててつけたとされる。
種子でも増えるが、4月~5月に花を咲かせた後、根元からほふく茎を出して広がる。
葉は、根元から出るものには柄があり、細長い卵形をしているが、ほふく茎につくものは2枚ずつ対になり、小さくて柄がない。

群生地に行くと、時々、白花が混じって咲いていることがある。
これを紫花と区別してサギゴケまたはサギシバと呼ぶが、両者を区別せずにサギゴケと呼ぶこともある。

花の大きさは1.5~2センチと小さいが、よく見ると、先端が上下に分かれた雌しべがある。
細い棒などでこれに触れ、しばらく観察すると、先端が徐々に閉じていく。
田のあぜなどで見かけたら、一度試してみてはいかがだろうか。


趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-850/target_tab-2
wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%AE%E3%82%B4%E3%82%B1
トキワハゼに似た仲間
http://matsue-hana.com/yasou/kubetu/tokiwahaze.html


2017年4月30日(日) 大谷町 運動公園周辺
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2017年4月22日(土) かつらぎの道 横峰公園
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2017年4月20日(木) 飛鳥 甘樫の丘
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2018年4月5日(木) 精華町 稲植神社付近
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